名古屋のデザイナーズ住宅にも必ずメンテナンスが必要になってきます。住宅は建てたその瞬間から劣化が始まります。通常、建売住宅などでは、外壁はサイディングという窯業のタイルが使われ、内装では紙や織物などのクロスが使われています。劣化はこれらの外壁、内装から始まり、これを放置していると雨漏りを起こしたり、外壁のタイルが剥がれたりというトラブルが発生します。しかし、建築当初からこのメンテナンスをしっかりと行っていれば、重大事にまで発展することはなく、たとえトラブルが起きても最小の被害で済ませることができるのです。また、もし家を売却する場合でも、メンテナンスを行っていない家に較べて数段高く売れるという事実もあります。
住宅の維持管理
日本の木造住宅の寿命は、30年程度と言われています。しかし、それはきちんとしたメンテナンスがなされていない場合であって、しっかりした維持管理が行われていれば、もっと寿命は長くなります。その為には定期的な点検と補修をしなければなりません。そして不具合を見つけたら即座に補修することが肝心です。
先ず外壁ですが、この部分は太陽や雨、風に常にさらされているために一番傷みやすい部分です。ですから日常的に目で見ての検査が必要になってきます。また、年に数回の清掃も必要です。こうすることで傷みにも気づきやすくなりますし、対処も素早くできるのです。
内装は、日常生活をする空間ですから、どうしても汚れが付きやすくなります。その為に日頃から注意して掃除をする必要があります。特にドアノブや壁紙などはいつの間にか汚れていたりします。
実際のメンテナンスについて
メンテナンスは、まず自分で点検することから始めます。外壁はサイディングの継ぎ目のシーリングが劣化して剥がれたり水漏れしたりすることがあります。その為にそういうことがないかどうかしっかりと目視して調べましょう。勿論、不具合を見つけたら直ちに修理します。また、外壁では屋根や雨どいも重要部分です。これらを見落とすことなくしっかり掃除をします。
内装はクロスが使われていることが多いので、クロス専用洗剤を用いて拭き掃除をします。もしクロスが剥がれていたら、剥がれたクロスを切り取り、新しいクロスを張ることもできます。
以上のような日頃からのこまめなメンテナンスは、住宅の寿命を格段に伸ばします。そして五年ごとに劣化の程度を確認しましょう。その上で、必要な個所は業者に修理してもらうようにします。こうすれば、名古屋に建てるデザイナーズ住宅も一段と輝きを増すに違いありません。